「能力の輪」を知れば、成功率がグッと上がる!!
みなさんこんばんは、Sugar珈琲です。
あなたは自分の「能力」を理解していますか? 何が得意で何が不得意か、何ができて何ができないか、その自分の「輪」を知っていますか?
今回は、人生において失敗しない方法、よりよい人生にする方法について紹介していきます。
【ウォーレン・バフェット(世界一の投資家)】
「人間は自分の『能力の輪』の内側にあるものはとても理解できる。だが、『輪の外側』にあるものは理解できない。あるいは理解できたとしてもほんの一部だ。」
【バフェットの人生のモットー】
「自分の「能力の輪」を知り、その中にとどまること。輪の中の大きさはさほど大事じゃない。大事なのは、輪の境界がどこにあるかをしっかり見極めることだ。」
【IBMも初代社長トーマス・J・ワトソン】
「私は天才ではない。私にはところどころ人より優れた点があって、そういう点の周りからずっと離れないようにしているだけだ。」
自分の「能力の輪」を知っていれば、金銭的にも時間的にも節約できる。能力の輪の境界を知っていれば、仕事で何かを承諾したり断ったりしなければならない時でも、その都度判断せずに済む。
・「能力の輪」の範囲外のオファーがきたら?
『きっぱり断る』これがベストだ。
そのオファーを受けたとしても、いつも以上に疲労を感じながら行うことになり、そうして完成した結果であっても平凡程度の成果しか生み出せない。
・魅力的なオファーの誘惑
1.能力の輪を「超えたくなる誘惑」
2.能力の輪を「広げたくなる誘惑」
これらの誘惑は、あなたがこれまでの輪の中で成功をおさめ、そこで快適に過ごしている場合には特に大きい。しかし、能力の輪をむやみに越えようとしたり、広げようとするのはやめておいたほうがいい。
人間の能力は、ひとつの領域から次の領域へと「転用」が利くわけではないからだ。
例えば、心臓外科医だからといって、自動的によい病院長になれるわけではないし、将棋の名人だからといって自動的にビジネスの優れた戦略家になれるわけではない。
・「能力の輪」を作る方法
「能力の輪」の形成に必要なのは「時間」である。それもかなり長い時間が。価値のあるものを作り上げようと思えば、時間がかかるのは当然だ。
それから「執着」だ。執着は一般的にはいいイメージがないかもしれない。確かに執着は中毒の一種だ。しかし、何かに執着している人は、そのひとつのことに何千時間も費やせる。
バフェットは12歳の時初めてもらったお小遣いで株を買い、それ以降ずっと投資中毒になっている。スティーブ・ジョブズはカリグラフィーとデザインに。
彼らは、それらに執着して何千時間も費やしたからこそ、その分野のエキスパートになれたのだ。
「執着」の対義語は「嫌悪」ではなく「興味」である。
・結論
人生には予想外の出来事は付き物である。しかし、その中でも他の場所より穏やかなところがある。そう、それは「能力の輪」の内側だ。
「能力の輪」の内側だけは、必要なだけ先を見通し、その後に起こる事態を予測することができるからだ。内側でなら、様々な出来事に対して適切な対応措置がとれる。それどころか、従来の慣習を打ち破るようなリスクを冒すことだってできる。
「自分に不足している能力」に不満を感じるのはやめよう。いくつの分野で平均又は平均以下であったとしても、「ひとつの分野」で抜きんでていればよい。ひとつでもすばらしい能力があれば、欠点がいくつあろうとも帳消しになる。