Sugar珈琲

甘くて苦いひと時を

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お金を稼ぎすぎても満足感は得られない!?

みなさんこんばんは、Sugar珈琲です。

 

 あなたがもし、砂漠で道に迷ったとする。もちろん砂漠は太陽が照りつけ、気温は40度で乾燥している。あなたの口の中は乾きすぎて、まるで紙やすりだ。水は2日前に最後の一滴まで飲み干してしまった。

 「いま誰かがあなたに水を売ってくれると言ったら、あなたは1リットルの水にいくら払うだろうか?」

 あなたは水を買い、それを飲んだ。のどの渇きは少しおさまった。

 「次にまた水を1リットル買うとしたら、あなたは今度はいくら払うだろうか?そして、そのまた次の1リットルにはいくら払うか」

 

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 超人的な忍耐力を持っていない限り、最初の1リットルには全財産をはたいても惜しくないと思うだろう。貯金だけでなく年金や別荘まで引き渡そうとするかもしれない。

 しかし、次の1リットルではどうか。あなたはロレックスの時計くらいだろうか。さらにその次の水となるとどうだろうか。ルイヴィトンのカバンくらいか、さらに次となると靴くらいかもしれない。

 

 

 

・「限界効用逓減の法則」

 上記の減少のことを「限界効用逓減の法則」という。これは、消費する水が増えるごとに得られる水によって得られる満足感は小さくなっていき、定量を過ぎると満足感は全く得られなくなってしまうというものである。

 この法則は、水や衣服など様々なものに適用されるが、なかでもこの法則が当てはまるのは「お金」である。

 

 

 

・年収はいくらあったら幸せなのか

 この「限界効用逓減の法則」を踏まえて、この問いについて考えてみる。

 お金は貧しい人にとって、とても重要な意味のあるものだ。経済的に困窮している暮らしはつらい。

 「お金は人を幸せにするのだろうか」

 「年収がいくらあれば、追加収入があても幸福度が変わらないだろうか」

 

 この答えは調査結果によって明らかになっている。それは、世帯年収が約1200万円を超えると、追加収入が幸福度に与える影響はゼロになる。(国や経済状況によって多少の変化はある)

 この金額以降はずっと幸福度に与える影響はゼロのまま、年収が1億円になっても結果は変わらない。

 

 

 はたして、それななぜか。これについても少し考えてみる。

 億万長者といえども、朝起きて顔を洗い歯を磨き朝食をとり、仕事に行き、帰宅して、夕食をとりお風呂に入って歯を磨いて寝る。寝つきが悪いこともあるし家族のごたごたに巻き込まれることもある。億万長者でも死ぬのは怖い。

 つまり、私たち一般人と大して変わらないのである。

 変わることといえば、億万長者は強盗や空き巣に一般人よりも気をつけるため、防犯を強化し、マスコミを追い払ったり、次々とお金を無心にやってくる人たちをさばいたりしなければならないことくらいだ。

 

 

 

・お金との付き合い方4原則

  1. ある程度の貯蓄
  2. 所得額・資産額の変動に、反応しすぎないこと
  3. 裕福な人と自分を比較しないこと
  4. 大金持ちになっても質素な生活をすること

  年収分の貯金は、あなたの経済的な自立を保証してくれる。さらに重要なことにそれほどの貯蓄があれば、お金に関するものごとなどを客観的に考えることができる。

 所得額などの増減に関して一喜一憂しない方がいい、考えたところでお金の増え方が早まるわけではないから。

 誰かと比較すること自体やめた方がいい。そんなことをしても幸せにはなれない。

 しかし、誰もがこのような考え方をしているわけではない。だから、裕福な人はねたまれる。豪華なものを買うことはお金があれば誰にでもできることであり、それ自体に経験的な価値はない。それなら質素な生活をした方がよほど価値がある。

 

 

 

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