深夜2時県所有のビル地下1階でのこと…【心霊】【恐怖体験】
今週のお題「怖い話」
みなさんこんばんは、Sugar珈琲です。
今回は「怖い話」がお題でしたので、実際に私のアルバイト先で起こった出来事について話そうと思います。
私はとある飲食店でアルバイトをしていました。そのお店は、県の所有するビルの地下1階のフロア全体にありました。
夜は通常、8時半ラストオーダーなのですが、コースの予約などによりお客さんが帰るのが10時近くなることもあります。
その日は、9時半くらいにお客さんはいなくなり、10時半くらいにお店の片づけを終えました。私とそのお店の店長さんは仲が良く、仕事終わりにほぼ毎日お酒を飲んでいました。
終電の時間になり、私は先に帰りましたが、店長さんはいつも必ず深夜2時まではお店にいます。
次の日の朝アルバイトのためお店に行くと真っ先に店長さんからスマホン画面を見せられました。
するとそのスマホの画面が異様な割れ方をしていたのです。まるで、ある一点を徐々に押してそこからひび割れが広がっていくような割れ方でした。
どうしたのかを聞くと、昨夜の私が帰った後の話をしてくれました。
店長はその日私が帰った後、事務所のPCで動画を見ていました。その動画もいわゆる心霊動画のようなもので、周囲の電気も事務所の電気以外全部消してみていました。
するとどこからか「ピシピシ…」とどこからか小さな音がしたそうです。
しかし、最初は「PCの動画かな」と気にしていなかったそうです。
するとその嫌な音が大きくなっていくように感じた店長は動画を止めて、誰か忘れものでも撮りに来たのかと思い、「誰かいるの?」と声に出しました。
しかし、そこには誰もおらず、シーンとした冷たい空気が流れました。店長は嫌な感じがして、PCを閉じ、帰り支度を始めました。
そして、ちらっとデスクの上のスマホに目を向けると小さなひびがありました。店長はスマホを手に持ち「こんなひびあったかなぁ」と思いました。
その時、急に小さなひびから「ピシピシピシ‼」とその日々が広がり始めたのです。
怖くなった店長はそのスマホをデスクにおいて急いで帰宅しました。
次の日朝6時ごろに店に戻るとスマホの画面がひび割れしながらも反り返ったような形でデスクに置かれていました。
私はその話を聞いて、色々と調べてみると、そのビルで約10年ほど前、高層の階の女子トイレから女性が飛び降り自殺をしたという事実を知りました。
ちなみに、そのお店は今もコロナにも恐怖にも負けず鋼の精神で営業しています!